ドームラストについて。
嬉しい、嬉しいの気持ちを織り交ぜつつのレポ。


長すぎです。推敲ってナンデスカ。(笑)





ダブルアンコール、おかしいと思ったのです。あんな広い会場で、あの人達が固まって動くなんておかしい。どうしたの、どうしたの? と思っていたら、急に髪も服も黒くてヒョロッとでっかい人を引っ張り上げました。最初は、見に来てくれてたジュニアかなーと思った。でも引っ張り上げられたのは一人きりで、エイトの様子もゲストに対するそれとは違う気がする。そこまで思ったか思わないかのところで、周りに「え、あれ…ひろき?」と言い出す人がいて、いやそりゃねーべよと心の中で否定した瞬間兄ちゃんたちの誰かが「うちひろきーーーー!!」と叫びました。


もう、何が何やら理解ができなかった。


今、兄ちゃんが確かに内の名前を叫んだ気がしたけど、にわかには信じられなくて、双眼鏡を使ってなお顔の判別が難しい距離にいる黒い人物の顔を、必死で確認しようと何度も何度もピントを調節して、しながらスクリーンにも目を遣って、間違いない、内だ。内がいる。抱きしめられてる。頭撫でられてる。エイトで二番目に背の高い子のはずなのに、構いたがりのお兄ちゃんたちは、そのデカい子を可愛い可愛いしてました。この広いドームの一塁側外周、8人の成人男子がごく狭いスペースに固まって、嬉しそうな嬉しそうな顔をして笑ってました。


色んな方向を向きお辞儀して進む内を眺めながら、ただただ呆然。いや嘘です。もっそい泣いてました。見たいのに、この光景を見ていたいのに、涙は止まらなくて、双眼鏡など使える余裕があるわけもなく、必死で涙を止めながらその姿を追っていました。でも必死すぎて正直この辺りのことはほとんど覚えてない。


私は昨日まで、8人のエイトを目の前で見たことがありませんでした。ファンになった時期こそ滑り込みで、テレビや雑誌でなら確かにほんの少しだけ8人を見たことはありましたが、そんな短い期間では、8人のことなんて知らないに等しい。「8人の空気」なんて分からない、はず。はずなのに、それなのに、今目の前にいる8人があまりにも自然で、自然で、ああ、これがエイトなんだ。と、漠然と思いました。私にとっては、確かに知らない見たこともないエイトの姿だった。少なからず動揺した。でもそれでも、ただただ「自然」に見えました。


そして亮ちゃんがツアーTシャツを脱ぎ、内がそれを着ました。下のエントリでもちょろっと書きましたが、これが、本当に亮ちゃんてばセンターステの床にTシャツを投げ捨てる勢いでして。直接渡す気配も、投げて渡す気配も、感じられませんでした。ただ、放った。そりゃ内もびっくりするよ。(笑)(あくまでも私の主観です) 内が、それまで着ていた黒いTシャツを脱ぎ、ツアーTシャツを着た瞬間、何かがまたこみ上げてきて、これ以上何がこみ上げてくるのかもよく分かりませんがとりあえずその瞬間、立っていることすら辛くなりました。内が、エイトの「全国制覇」のTシャツを着ている。そんな光景、考えたこともなかった。


そしてメインステに戻り、8人横並びで手を繋ぎ、客席にも「隣の人と手繋いで!」。7人のアンコールでもやったんです、お隣さんと手を繋いで「最高で最強の関ジャニ∞」。一回既にやっていたんです。なのに、わざわざ、内を入れてもう一回、みんなで手を繋いでそれをやったのです。


そのあとは、客席から「ひろき」コール。(その前にもありましたが)(しかも三馬鹿に怒られた/笑) そろそろ記憶が完全にぐちゃぐちゃですが(特にトリプルとごちゃまぜ)、「これが、関ジャニ∞だ!」って言ってくれてたのは安田さんだったのですね。そして村上さんが「また東京ドーム来るから!」。横山さんが「新しい伝説の始まりやで!」。すばるさんは、「みんな、笑え笑え!!」。…無理ゆうな。(泣笑) でも実際、エイトはだーれも泣いてなかった。みんな笑顔で、内を抱きとめてた。(実際にハグしたかは別として) 8人とも、笑ってました。きっと自分のフィルターのせいですが、今までに見たことのないような表情で、笑ってました。



ドームから出ると、ほとんどの人が泣いてるわ携帯いじってるわで見たことない状況でした。(笑) メール然り、何よりも電話をしている人の多さったら。(笑) ま私もその一人ですけどもね。


あまりにも突然すぎる出来事で、最初「これは夢か、夢なのか」と心の中で呟いてました。それが、あまりに自然すぎるエイトのせいで、逆に「この2年がまさか夢だったのでは」と一瞬思ってしまったり。(笑)


はちにん、って、こんなにも幸せなことだったんだと知りました。想像でしか知り得ないはちにんなんぞとは比べ物にならないほど、その事実は、幸せなことでした。はちにんが本当に本当に嬉しそうな顔をしていて、それがすごくすごく幸せだった。エイトは、はちにんでしかない、と思い知らされた気分です。



それにしても、今回一人でよかったかもしれない。誰かと隣で入ってたら、きっとワンワン喚きまくってとんでもない醜態を晒してましたよ。(笑)
あの、「泣き崩れる」、ていうのを、生まれて初めて経験しました。ああ恥ずかしい子。エイトは本当に、私に初体験ばかりさせるなぁ。いや3時間のコンサートで足が疲れていたのも十分に関係しているんだろうとは思いますが、やー本当に泣くと、本当に足に力が入らなくなるんですね。


私はプレゾンでも泣きませんでしたし、「泣きそうになった」とは言っても言ってるだけで実際コンサートで泣いたことなんて一度もないのです。元々それほど感情の起伏の激しい方でもないと思いますし、感受性にもかなり乏しいし、だから私はきっと、誰がしかの思いを通して取り込んだ事実でないと、つまりはブログや何かで仕入れた情報でないと、泣けもしないし特別何かを感じることもできないのだろうと思っていました。それは今でも思っていますがそんな私でも、どうすればいいのか分からないくらい涙が出てくるほど、8人は素敵だった。こんなにもはちにんを望んでいたなんて、知りませんでした。



話が飛び飛びになってきて、着地が危うくなってきたのでここらで切ります。ことばが歯がゆい。どうすれば伝わるんだろう。


最後に、内が最初に引っ張られ出てきた外周のすぐそばのアリーナ席には、「内」ウチワを持った方が2、3人ほどいました。すぐ、目の前に。見えてたらいいな。