演習おわり!

こんにちは、お久しぶりです。
今日は久々に、ここ何年も感じたことないのではというくらいの解放感に浸っています。


今日はね、基礎演習が終わったんです。
基礎演習といいますのは、来年、つまり三年生から本格的に*1始まる「演習」授業に先立っての準備講座というテイの授業のことです。ちなみに私の取っているこの授業のテーマは源 氏 物 語。
割り当てられた担当範囲*2の資料をそこの担当の人が作ってきて*3、そしてみんなの前で発表、みたいな。毎時間三人が限度のようですね。〈発表20分+質疑応答と先生による解説〉×3セットで、90分になってしまう。
一年間で一回しか順番は回ってきません。
今日、私はその発表を終えたのです。なんたる解放感。


以下、単なる私の思い出のアルバム。もとい怒涛の日々。
アホをさらしてどーする気なのアタシ…!


私の担当場面は、前の人が「光 源 氏のお父さんの霊が出てきて消えて」のシーンだったので、その続きの「『パパ、僕も一緒に行くー!』…はっ。目が覚めたらそこには誰もいなかった。もう一回、と思って寝ようとしたんだけど、眠れなくってそうこうしてるうちに夜が明けちゃったよ〜」なシーンです。ああ、源 氏好きな人に刺されるな私。文句言えない。(笑)
閑話休題
4月の時点で自分の担当範囲は決定しているので、せっかくこんないい時期に割り振られたのだから夏休みを存分に使って調べて、レジュメを作成すればよかったのです。
逆立ちしたって絶対やんないけど。(笑)
さすがに夏休み明けて、今月入ったあたりから「やばいかも?やばいかも?」とソワソワし始めて、とりあえず考えなくてもできる打ち込みにはやっと手をつけて。
でもやっぱり結局案の定、一週間前になって「キャーーーーーー!!!」と叫ぶ私がいました。でも根詰めてやりだしたのは、5日前。知ってはいたけど、アホだ私…。*4さらに言えば、せっかくの日曜日にファーストフードバイトを入れてしまうのもアホだぞアタシ。
そこから慌てて大学の図書館へ行って、本探して、めんどくさくなって、辞典ひいて、打ち込んで、本探して、やっぱり面倒で、もうこの際辞典だけ引いてあと適当に論を進めちゃおうかしら、などと自らのおつむのウエイトも考えんと無謀なことを考え、でもやっぱりちゃんとした方がいいよな、と思いなおして、本探して、本探して、本探して。
でも、いい研究者さんのお名前なんて分からない。「参考資料…とりあえず『なんか難しそうな本』から引っ張ってきたらいいのではないだろうか」という安易な考えの下、ちょっと紙が黄ばんでて、埃臭くて、背表紙が弱り始めている本を二冊ピックアップしました。(選び方はそれでいいのかー)
どうにも自分で設定した論の主題からズレている気がしないでもなかったのですが、時間もなかったので慌ただしく打ち込み。ちなみにこの打ち込み作業は、今朝の電車の中でまでやっていました。本を片手に携帯で。*5
打ち込んで打ち込んで、打ち込みしながら頭の中で論を組み立てていきまして。
そんな組み立て方するものだから、案の定レジュメのまとめ部分の文章が思い浮かばない、時間なくて*6(さすがに)焦っているから余計浮かばなくて、という困った事態に陥り、もう仕方がないので箇条書きという最終手段。けれども、「レジュメに書いてある文章がそのまま発表用原稿、ただ前に出て音読」っていうアリガチだけはどーしても嫌だったので(ある意味)結果オーライでした。焦りすぎて忘れていたコダワリを、無意識で実行。なんてラッキー。(笑)


そうしてなんとかレジュメを仕上げ、コピーに向かいました。
そこには、なんとコピー機(授業用)を使っている人物が。
えーと、あの人は、今日アタシの次に発表するAさん(仮名)??…しまった、あの人が今やってるんだったら、アタシ授業始まるまでに印刷終わんないかも!しかもアタシ、三人のうちで今日一番目じゃん!
と、ぐるぐる一気に考えてしまうくらいには、「ヤベェ」と思いました、ハイ。さすがに。
とはいえ、騒いだところで授業用コピー機は一台しかない。仕方がないので、大人しく待ってました。一人じゃ寂しい、と言って先ほど拉致った友達としゃべりながら。
このとき、直そうと思ってすっかり失念していた原稿の修正もできたのでやっぱり結果オーライです。即コピーかけてたらまずい事態になってた。
そして前の人が終わり、慌ててコピー。言うても、何百枚という量をコピー機で刷るのでめちゃめちゃ時間掛かります。やっぱりボケッとお喋りしながら、でも時々「遅い!」と機械にあたりながら(笑)、コピーを終え。教室に向かって駆け出しました。


…教室、どこだっけ!?(本気)


オイラ、教室番号いつまで経っても覚えられないの♡(←ぶりっこ)
そんなわけでちょっと迷った末教室に到着。どうにか発表にこぎつけました。一安心。
発表の方は、と言えばまああれだけ慌ただしく用意したものですもの、頭の中で展開された論を言葉にすんなりできるわけもなく、というか一回もシミュレーションしてなかったので時々どもり、どうしようかなと思っているうちになんとか終了。
質疑応答ではちょっとおかしな*7受け答えをしてしまったりもしましたが、そのあとの先生からの解説のときになんとウッカリ誉められました。(えー!)
いや、論は全然深くなかったので時間かかっていないことはバレバレだったのでしょうが、「いい着眼点だね」と。
聞けば、そのあたりの話はまだ通説ができていないテーマなんだそうで。
どうりでピッタリな話題の本も見つからないはずだよ。(そこか)
でも「だからこのテーマはこういう視点から見ていって、こうやって深めていくともっとよかったかもね。ちょっと考えてみたらどう?」みたいなことを言われて誉められて嬉しかったので、ここで自慢してみました。えへ。(笑)


こんなに根詰めて、全てをほっぽらかして何かをやったのは久しぶりです。(笑)
中学校のテスト勉強以来かしら。*8おかげで当時に近い解放感。今日からもうこれやんなくていいのねー!!
とは言え、楽しかったのも事実です。原文読んで、注釈書読んで、テーマを決めて、古い研究書読んで、今の本読んで*9、研究の真似事をしているのは本当に楽しかった。文学部選んでよかったーと思うくらい。(そこまで)
基本的にまったく本を読まないエセ文学部学生ですが、楽しかったのでやっぱりこれで良かった♡
ぼんやり考え事をして、妙に難しく考えてみては「アタシって頭イイ?(笑)」などと非常に頭の悪いことを思い悦に入る阿呆人間なので、来年の研究も乗り切れそうです。(大丈夫か)


そういえば、「桐 壺 院」と打ち込んで何度も何度も「規律母音」と変換されたのには地味に腹が立ちました。(笑)
いい加減覚えろよ!あほパソ子!!と怒鳴らん勢いでした。
それにしても、連日の夜更かし&一回の徹夜で眠いです。今日は安心して寝ます。
明日から秋のGW突入なので、ニコニコ布団にしがみつきます♡

*1:かどうかは不明ですが

*2:中学校の教科書で言ったら、十行程度の量。

*3:資料は、先生の作った見本をもとにして作っていく。

*4:それでもこの時点で、本三冊(のうちの一章ずつ)に目を通してはいましたけども!通しただけですけど。(やっぱり使えない)(笑)

*5:そしてメールでパソコンに送り、大学のPCルームで開く、と。

*6:この時点でもう1限は始まっています。(演習は2限)

*7:というか「あ さ き ゆ め み し」の影響バッチリ受けてます的な。

*8:高校はほぼテスト勉強していないし、受験は長期戦なのでまた別件。

*9:ここまでの本、ほぼすべて一文ずつしか読んでないけど。(笑)