発売前ですがわたくしのイッツマイソウル論を少し。と言ってもヘイヘイヘイで聞いただけなのでね、またCDで細かく聞いてコンサートで見たら、意見が突然変わっていたなんて可能性はかなりあります。(笑) そして私は、専門家ではないどころか音楽をかじりもしたことのない人間ですので、全てがフィーリングから生まれた意見です。悪しからず。(逃)(←逃げるな)




まず、彼らのシングルA面にしては随分シンプルな曲だなーと思いました。それは今までがパンチ効きすぎてた、ということもありますが(笑)、それにしてもストレートなアイドルソング*1 よく言えば聞き易くて耳馴染みの良い、悪く言えば何も引っ掛からない、そういう曲だなーと。好きか嫌いかと問われればまず好きなのですが(アイドルソング好き)、ふむ、数直線上の0に限りなく近い「好き」です。


今までのシングルと曲のタイプがだいぶ違うので、不思議な気はします。妹も「随分普通な曲歌ってるじゃん」と言ってましたし、そう感じたのは私だけじゃないのね。47ツアーを終えたここでこの曲、というのが今後どう影響していくのか、とても気になってます。


でも、それでもやっぱり、この曲を歌っている彼らを見ていると楽しくて楽しくて幸せになります。散々言いましたが、初見でそこまで「ストレートな曲だなー」とか考えていたわけではありませんし、パッと見たときにはやっぱりああエイトだな、素敵だな、と思っていて。それはきっと、いろはレイニー好きやねんおばちゃんロック関風ズッコケとやってきた足跡があったからなのでしょう。これだけのA面の上に、経験とイメージの上に乗っかったアイドルソングが、楽しくないわけがない。歌詞も含めて、これこそ「エイトだから」できるパフォーマンスだと思いました。


私は歌う本人が作詞作曲をすることに絶対の価値は見いだしていなくて*2、とても素敵な曲を作る人ととても素敵な詞を書く人ととても素敵な歌を歌う人、とても素敵なパフォーマンスを行う人の合作でだって、とても素晴らしいものは生まれると思っているのです。才能同士が力を合わせて、悪いことなんてどこにもない。そう思っているので、今回のイッツマイソウルはそう意味でもすごく素敵でした。正直、あの歌、とまではいかずともあの曲ならば、他の誰が歌っても形になると思います。でもそこには「エイトのエンターテイメント」があって、私はものすごく幸せで、だからイッツマイソウルはこの歌でいいのです。ああ沖縄でこれを観た方々が羨ましい!(結局そこか)


正直な話、ズッコケ男道を聞いたときほどの感動はないのですけどもねー。アレは、あの感動が異常に大きすぎただけですね。(笑) ホントに、なんて素晴らしい曲! ブラボ! といまだ聞くたびに思ってますもん。ま、このへんは、好みの話。とか色々言いつつ、ヘイヘイヘイを見た次の瞬間にはちゃっかりMDにイッツマイソウルを録音し、次の日の大学までの道のり2時間をずーっとあの1分半のリピートで過ごしていた私でした。(笑) 好きなんじゃんっていうね!

*1:アイドルソング」と言える曲は他のA面群の中にもあると思いますが、イッツマイソウルが群を抜いて「アイドルソング」であると思うので、ここではイッツマイソウル対他曲、という形を念頭に書いていきます。

*2:もちろん本人の詞曲であること込みで好きなアーティストはたくさんいますが